トップページ

NPO法人 放射線測定室アスナロのホームページへようこそ。
食品の安心と安全の確認できる測定を進めるとともに、原爆や原発のない、子どもたちが安心して生きていける未来を築いていく連帯の場としていきたいと考え活動しています。



【お知らせ】

〈太陽光発電取り組みへのご協力のお願い〉

 電気のスイッチを押せば照明がつき、テレビが映り、ステレオから音楽が鳴る、これが当た
り前のように暮らしていたものが、福島第一原発事故以来、その電気を送る原子力は安全でな
いことを国民の多くが知るようになってきた。そして、その被害は甚大で、もう生業も故郷も
再び元に戻ることはない。避難せざるを得ない人も多い。また避難したくてもできない人もい
る。
しかし、政府はその補償も打ち切り、とにかく、線量が高かろうが帰還させようとしている。
また、甲状腺がんやその疑いの子どもは137人に達した。そして、低線量被曝によって、これ
から多くの人の健康が蝕まれていく危機が潜んでいる。しかも、これほどの大事故を起こして
も、未だに原因も究明されていなければ、事故の責任者も問われていない。ところが政府は再
稼働を急ぎ、九電の川内原発が動き、他の電力会社もそれに続こうとしている。
 しかし、福島原発事故によって、経済優先より、命を大事にすることが国富であり、一度原
発事故が起きれば、再びその生活は取り戻すことができないと明確に原子力に反対する人たち
が増えてきた。そして第一に節電をし、第二に原子力に代わる再生エネルギーの創造に動き出
してきた。今まで、電力を独占してきた電力会社の思うままに生きないと、地域で、自治体で
電力を生み出す動きができてきたことは大きな前進である。ドイツはその最先端を歩んでいる。
2022年までに全ての原発を廃止し、2050年までに電源の80%を再生可能エネルギーで賄うと
いう大きな方針を打ち出し、邁進している。既に、100%再生可能エネルギー地域に認定され
た自治体が87ヵ所、現在認定に向けて取り組んでいる自治体が 59ヵ所もあり、これらの地域
に住む住民は実に、国民の3分の1、約2600万人にのぼる。
 NPO法人「放射線測定室アスナロ」は、低線量被曝を防ぐため、食物の放射線量を測定し、
安全な食物を食べ、健康を維持することを訴え、福島の子ども保養プロジェクトも継続的に行
ってきた。この度は、自然エネルギーに対する取り組みを行い、自家消費用設備として、太陽
光発電を行う計画である。依然として、太陽光発電設備を行うことは決して安いものでなく、
資金が必要である。しかし、太陽光発電など、再生可能エネルギーを地域で広げていくことに
大きな意味があると認識している。そしてそれが、起点になって、再生可能エネルギーに興味
を持ち、広まっていく力になっていくことを願っている。当会は、大変微力なので、この事業
を拡大するために皆様のカンパ協力を切にお願いする次第です。何卒よるしくご協力の程をお
願い致します。

一口 1000円(何口でもよろしくお願いいたします)
振込先 郵便振替 口座番号 00150-5-485423 NPO法人 放射線測定室アスナロ

NPO法人 放射線測定室アスナロ理事長 牛崎妙子
🏣173-0032 東京都板橋区大谷口上町1-3 ひまわり会館
☎03-5995-4230 / fax03-5926-3308

第20回「福島子ども保養プロジェクトin青森2023冬」は
定員になりましたので締め切らせていただきます。


2023年7月27に行われた、第19回「福島子ども保養プロジェクト」
大成功で終了しました。ご協力ありがとうございます。




《ラボ・アスナロ連続講座44》 原発を知ろうNO.4 ご案内

「通常原発と
 福島第一原発の汚染水の大きな違い」 
 ー汚染水の海洋投棄は安全なのかー


講師 小山貴弓さん
・「反原発出前のお店」事務局兼店員
 「全国小水力利用推進協議会」
  小水力発電データーベース, 事例集編集担当
・「みんなのデーターサイト」設立。昨年9月まで事務局長。
 「17都県 放射能測定マップ+読み解き集」編集委員として
  編集を手掛ける。

11月4日、日中韓3か国の環境相の会合が名古屋で開かれた。中国の黄潤秋・生態環境相は福島第一原発の汚染水を「核汚染水」と呼び、「海は人類共通の財産。核汚染水は利害関係者と十分協議して処理を行うべきだ」と発言。韓国の韓和真環境相も汚染水について「韓国国民の多くが憂慮している」と言っている。日本の伊藤環境相は「人や環境への影響はない」という。本当に影響はないのだろうか。汚染水の問題になると、「普通の原発だって、原子炉を冷却するために汚染水を海に流しているよ。福島だけなぜ、悪いの」という人のなんと多いことか。通常原発は、放射性廃棄物が外部に出ないよう五重の壁で守られている。核燃料を冷やすために冷却水が使われ、海に投棄される。しかし、福島第一原発の汚染水は、これらの五重の壁が崩壊し、融けた核燃料がむき出しの状態を冷やしている核汚染水を海に流している。多核種除去装置(ALPS)が除去出来る核種は200種のうち62種だけ。中国や韓国の環境相が、汚染水投棄に疑義を持つのは当たり前のことだ。10月25日には、ALPSの配管を洗浄していたところ高濃度の汚染水が飛び散り、作業員2人が体に浴びて入院するという事故も起きている。2人の作業員はもうすでに退院しているというが、その後の状況については報道がない。その点についても今回、小山さんが詳しく話してくださいます。
まずは、私たちが、政府・東京電力の行っている汚染水の海洋投棄について学んでいましょう。「安心・安全」と言っている中で海の汚染は進められ、食物連鎖によって私たちの食卓には、さらに放射能汚染された魚や海藻類が入っていくことになっていくのです。もうすでに3回の海洋投棄が行われました。私達自身が学び、政府の発表やマスコミの報道を鵜呑みにするのではなく、事実をもとに考えていきましょう。




日時  2023年 12/17(日)pm1:30~
         資料代500円 (事前予約をお願いします)
場所  オープンスペース・アスナロ
    (板橋区大谷口上町1-3)
主催  NPO法人放射線測定室アスナロ
お申込み/連絡先  TEL 03-5995-4230  牛崎

http://lab-asunaro.jp    E-mail sokutei@lab-asunaro.jp

 

 福島原発事故から12年。今もなお、原発事故は収束していません。その中で今最も心配されているのが内部被ばくです。チェルノブイリ級の放射線量が世界中にばらまかれ、日本列島が汚染されてしまいました。東電もそして政府も国民を守ってくれない中で、市民が放射線量を測定し、市民の健康を守っていかなければならない時代に突入しました。どうぞ、放射線測定室アスナロをご活用下さい。そして安心安全な食品で健康を守っていきましょう。何よりも未来を担う子どもの命と健康を守っていきたいものです。また農産物を生産されている農家の皆さんも放射線量が大変心配のことと思います。測定室を活用して、安心安全な農産物を提供して下さることは消費者との連帯の輪を大きくしていくことと信じています。どうぞ放射線測定室アスナロをこれからもよろしくお願いいたします。

お電話でのお問い合わせはこちら(受付時間 AM10:00~17:00まで)
📞  03-5995-4230
fax 03-5926-3308
(金曜・祝祭日はお休み、日曜日は営業しています)

メールでのお問い合わせはこちら
 ☟